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ぼろぼろのアサギマダラ

渡りの経由地である姫島へ向かう群れからはぐれたか

枯れた蓮池を はたはたと孤独に飛ぶアサギマダラ
ぼろぼろのアサギマダラ_b0003512_8385825.jpg

ボロボロに破れた羽・・・

それでも懸命に羽ばたき ねぐらを探す姿を

葉陰に辿り着くまで見送った




遠くからそっとレンズで覗くと

蝶の周りにも湖面にも 無数の白い花
ぼろぼろのアサギマダラ_b0003512_8483611.jpg

・・・柊



神域の蓮池のほとり 

魔を退ける柊の宿で

長旅の疲れが癒えますように
ぼろぼろのアサギマダラ_b0003512_857558.jpg

無事な旅を・・・



~大分県宇佐市 宇佐神宮にて~







天気悪いからもう一泊してけ~
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またまた小猫の季節です。
身近な一匹を救っちゃろう!!!

by hiroko_wada | 2007-11-16 09:04 | いきもの図鑑 | Trackback | Comments(6)

Commented by kaotti1 at 2007-11-16 10:17 x
目の前飛んでるみたいに躍動感ある1枚目の写真。
いつもながらホレボレ。。

この蝶々さんは冬を越す為に
どこかへ渡るんですか?
そんな事蝶々さんするんだぁ!?ってびっくりしているのは
私だけ?
そうなら何とか厳しい冬がやって来る前に渡れたら。。
Commented by mog at 2007-11-16 12:57 x
☆温暖化、といわれようと季節がきてその時が来れば、本能が飛べ、飛んでいくんだ、導くのでしょう。
 雁風呂、という言葉を思い出しました。雁は海上で休む為に小枝をくわえ旅をする、途中で力尽きものの小枝が浜に流れ着く、その枝を燃やし風呂をたき旅人の安全を祈り、そして小枝を残さなくては為らなくなった雁の供養をする。
 柊の花ですか、そう、そんな季節なんですね...。
 どうか、行き着けますように。
 宇佐の神様のお守りいただきに上がったのかも、しれませんね..。
Commented by kaezzz at 2007-11-16 15:55 x
どんな姿であっても、必死で生を全うする
人間以外の生き物は、純粋にそれだけに時間を紡ぐ。
自分の生き方に恥ずかしさを覚えてしまうわ。
自然の中には見習うべき教えが溢れているのにね。
もっと大きく心の目を見開いて、心を洗うべし!
Commented by hiroko_wada at 2007-11-16 18:32
* kaotti1 さん
アサギマダラ・・・この蝶は初夏に南西諸島からやってきて、東北方面まで北上するんだったと思います。
秋になると同じルートで南へ帰っていく。
そのルートを辿るべく、羽にナンバリングを施されたものがいて、ナンバーがあるかどうか確認しようとズームしたところ・・・
擦り切れた羽は、元の半分くらいになっておりました・・・

昨日から急に曇って寒くなってきた九州地方。
あの後無事旅立ったかな・・・と・・・
Commented by hiroko_wada at 2007-11-16 18:35
*mogさん
そんな話があるんですね・・・

柊、この時期そうそう花があるわけではない上に、目立たない地味な咲き方をする森の奥のこの木を良く見つけたなと感心しました。
その運の強さが、旅を助けてくれることを祈りつつ・・・
Commented by hiroko_wada at 2007-11-16 18:38
* kaezzz さん
ぼんのーまみれの人生ですとも、私も(笑)
しかし自分なりの目を持とうと頑張る事は忘れずに居たい。
が、たまには一緒にぼんのーにまみれましょーぞ。
猫三昧とかね(ニヤリ)

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